動画のシャッタースピードは、写真とは違って、動画撮影のフレームレートによって決まるようです。
適切な動画シャッタースピードは、「1秒 / フレームレートの2倍」程度が最適とされているようです。
ちょうど良いシャッタースピードは、
・フレームレート「30fps」=「1/60秒」
・フレームレート「60fps」=「1/120秒」
と言われていて、
・シャッタースピードが速すぎる=カクカクとした動画になりやすい
・シャッタースピードが遅い=滑らかな動画
動画には、シャッタースピードの下限があります。
・シャッタースピードの下限 = 「1 / フレームレート」
フレームレートは、1秒間に撮影される画像の数なので、
1枚の撮影に必要な時間は「1 / フレームレート」秒なので、
「1 / フレームレート」より遅いシャッタースピードは設定できない。
フリッカー対策を考えると
・東日本でフレームレート「30fps」=「1/50秒」「1/100秒」
・東日本でフレームレート「60fps」=「1/100秒」「1/200秒」
・西日本でフレームレート「30fps」=「1/60秒」「1/120秒」
・西日本でフレームレート「60fps」=「1/120秒」「1/240秒」
が適性になるらしい。
フリッカー対策については後述を参照してください。
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「色温度」は、光の色の設定で、
晴れた日の太陽だったり、
赤色灯の光だったり、
蛍光灯の光だったりで、
光の色がかなり違ってきます。
通常は、「5200」ぐらいで、晴天の太陽光なので、
人の目でみた光の色と同じくらいになるので、
デフォルトでは「5200」ぐらいに設定しておくのが無難。
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フリッカー対策は、フリッカーと呼ばれるチラつきの対策のことで、
蛍光灯や電球は、電気の流れる周波数によって、高速で点滅しています。
・東日本「50Hz」=点滅回数「100回」
・西日本「60Hz」=点滅回数「120回」
点滅回数は、電気の周波数の2倍の回数。
日本は、「静岡県の富士川」と「新潟県の糸魚川」辺りで東西に分かれる。
フリッカーを防ぐシャッタースピードは、
・東日本「50Hz」=点滅回数「100回」=「1/100秒」「1/50秒」「1/25秒」
・西日本「60Hz」=点滅回数「120回」=「1/120秒」「1/60秒」「1/30秒」「1/15秒」
となる。
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